台帳入力・デジタル化
インフラ情報のデジタル基盤を支えます。
道路台帳、下水道台帳、公園台帳など、各種インフラ施設に関する台帳は、地域の維持管理・計画策定において欠かすことのできない重要な情報源です。
しかしこれらの多くは、紙図面や手書きの記録、古いCAD形式など、扱いづらく劣化の進むアナログ形式で保管されているケースも少なくありません。
当社では、これらの台帳情報をスキャニングし、正確にデジタルデータとして再構築する「台帳入力・デジタル化業務」を行っています。
単なる画像化にとどまらず、図面上の線・文字・属性情報を丁寧に読み取り、GISやCADでの利活用を前提とした構造化データとして入力・整理します。
主な対応内容
- 読み取り情報の属性入力(路線番号、幅員、施設名称、種別、供用開始年など)
- 台帳図のベクターデータ化(CAD・GIS図面への変換)
- 老朽化・退色した資料への補正作業、注記の照合と補筆
- 各自治体の管理体系・整備基準に準拠した入力ルール設計
- 紙台帳の高解像度スキャニング(モノクロ・カラー対応)
Services業務内容

道路台帳
道の幅や形、どこまでが公道か、いつ整備されたのかなど、道路に関する情報をまとめたものが「道路台帳」です。
自治体での管理や工事の計画、住民からの問い合わせ対応など、さまざまな場面で活用されています。

上下水道台帳
上下水道台帳のデジタル化により、水道や下水道の管路、施設の位置や状態を正確に記録し、管理者が迅速に対応できるようにします。水道管や下水道管の劣化状況の把握や、修繕計画の立案が容易になります。

公園台帳
公園台帳のデジタル化は、公園の施設、設備、遊具などの管理に役立ちます。各施設の状態やメンテナンス履歴を一元管理することで、効率的な施設管理が実現し、安全で快適な公園環境を維持できます。

その他台帳
道路や上下水道だけでなく、河川、橋りょう、街路灯、防火水槽、消火栓など――
地域には、暮らしを支えるさまざまな施設の情報が台帳として残されています。
当社では、こうしたアナログ資料をスキャン・入力し、見やすく使いやすいデジタルデータへ整備しています。
日々の管理から将来のまちづくりまで、幅広く活用できる「記録づくり」をサポートしています。